アイデアを思いついた時、国内外で似たようなサービスがないか調べます。
競合調査と言って、新規事業を考えるときは必ずやります。
サービスを始めた後に、友人から「これ、あなたの考えているサービスに似てない?」と、親切に競合情報が送られてくるなんてことも実際にあるでしょう。
StartupBaseU18でも、ラボでも、ほとんどの高校生は
競合が合った瞬間に「既に同じサービスがあった・・・」と言って
諦めてしまったり、サービス内容をガラリと変えてしまうケースが殆どです。
今日は、「同じようなサービスがもうすでにある!」と見つけてしまった時に
競合はむしろ合った方がいいという話を書きます。
2019年春休みには、すでにある「落し物検索サービス:(Lost & Found)」の拾った人のインセンティブが少ない点を改善をしたサービスを考え優勝しました。
また逆に、宗教上の理由で特定の食材が食べられない訪日外国人向けの飲食店紹介サービスを起案して、既に同じサービスがあることを見つけてしまい、アニメ好きの訪日外国人向けに日本をガイドするマッチングサービスにPIVOT(サービスの軸を変えずに内容を変えること)したチームもありました。
競合が全くなかった場合、「やったー!誰もやってない!」というポジティブ思考も大事ですが、むしろ「なぜ、なかったんだろう?」と考えてみてください。
競合があった場合、「全く同じサービスが既に合ったけど、使われているのかな?」「誰に使われているのかな?」「使われていないとしたら理由は?」と考えてみてください。
世の中には全く同じサービスをいくつもの会社が提供しているケースが殆どです。
でも、どのように提供するか(HOW)の部分だったり、
どのように提案するか(これもHOW)、なんのためにやるのか(WHY)で
お客様へ届く価値(VALUE)は変えられます。
競合はむしろ合った方がいいというお話でした🎵
文責:森 真悠子