5月12日(月)-5月13日(火)、ファシリテータ森が、鹿児島純心女子高校の高校2年生にプログラムを行ってきましたのでレポートです。
まず、事前学習を探究の時間3回使って、先生に進めていただきました。
動画やワークブックを提供していますが、先生オリジナルのプリントでインタビューがしやすいように工夫してくださったようです!

事前にアイデアのベースになる「困りごとインタビュー」が終わっている状態で、2DAYSがスタート。
全員が1人39秒のアイデアピッチを経て、5社誕生しました!

株式会社AnyOneメイク・・・・肌の弱い妹のために考えたファンデーション
株式会社ドキュメントファイル・・・プリント整理ができない人のためのアコーディオン型ファイル
株式会社スプコラ・・・・・・スマホケースに入れるコラージュ制作ソフト
株式会社シニアサポート・・・高齢者の習いごとの送迎サービス→PIVOT後:高齢者施設向けのリクリエーション事業
株式会社Rinamihaキッチン・・・献立提案とネットスーパーが連携されているもの
共同創業者を募集して、会社を起業・法務局に擬似登記して1時間後にはありがたいことにメンター2名の方に相談させていただきました。


教育展示会で名刺交換したばかりだった武田さんが引き受けてくださいました

メンターさんとはZOOMで完全成立するので、いろんな起業家・社会人の方にご協力いただけてありがたいです!
メンターの方々の質問に答えながら、サービスの解像度を上げていきます。
■ターゲットとする顧客はどんな人?年齢、性別、存在する場所は?
■顧客はなぜ他のサービスではなく、そのサービスを使うの?
■顧客はそのサービス(もしくは類似サービス)にいくら払えると思う?
StartupBase U18では、
「Don’t talk,Act Don’t sat,Show Don’t promise,prove」をスローガンに、
自分たちの事業の価値証明のための行動が最重要視されます。
そういう意味で、鹿児島の介護施設(デイサービス)に2日目に7件電話をしてヒアリングし、そのうち1件から「来てもいいですよ」とお返事をいただいた(株)シニアサポートが最優秀賞・オーディエンス賞ダブル受賞しました。
最初は高齢者の習い事送迎サービスを考えていたところから、送迎はハードルが高いと考え、すでに送迎サービスのある介護施設でリクリエーションを提供することに早々にピボット(方向転換)したのも、グッドポイントでした。
最後に担当いただいた辻先生が後日とってくださったアンケートから抜粋(宝)
関わり方のヒントをたくさんいただきました。

1日目の最後に1回やってもいいかも?!


課題には共感できるが、地域性やなぜ自分たちがやるのか?のところで差別化が必要。



<関わり方の気づき>
・アウトプットの反復大事
・全体に共感できなくても一部でも共感を伝えると自信になる
・やる気だから行動できるんじゃなくて、行動してやる気になってくることの方が多いと知っておくこと
