<メディア掲載>
日テレ「エンターテイメント×テクノロージー」をテーマにしたSEONSORSさんの
オンラインメディアにStartupBaseU18のことを取材・記事にしてくださいました!
◆高校生が2日間の起業体験 アントレプレナーシップを身につける「StartupBase-U18」の取り組み
◆“高校生の起業体験”から大人が学ぶべき潜在能力~「StartupBase-U18」参加高校生 インタビュー
カテゴリー: 未分類
アイデアってどうやって思いつくの?!
「どうやって、アイデアって思いつくんですか?!」
スティーブジョブズのように、
世界中で誰も欲しいって言ってなくても、
みんなが使いたくなるもののイメージが頭の中にある人もいるかもしれません。
ただ、そんなものはなかなか思い浮かばない。
そしたら、まず家族に、
「最近つかったサービスで不満に思ったこと」を聞いてみてください。
例えば、せっかく家族全員の夕飯をつくったのに誰も帰ってこない(笑)というお母さんの悩みなど、
自分が知らないところで家族はいろんな気持ちになっていることを知ります。
それを聞くと、”自分ならこういう風に改善する!”と、思いつくこともあるかもしれません。
自分で使ったサービスでも、ここがもうちょっとこうだったら使うのになって
無意識に、思うことありますよね?!
Youtubeやメルカリやデジタルカメラなど、
いつも使っているサービスや商品。
つくる側に立って想像してみたら、世界が変わってきます!
もっと身近な例では、
「朝起きるのがニガテ」という自分の課題から
音がなるだけの目覚ましじゃ起きれない!という発想になり
そこから、起きる時間になったら電話して起こす人と起こしてもらう人が助け合う
アプリを考えたチームもありました。
とにかく、アイデアはたいして重要ではありません。
理由は、前の投稿を見てね♬
StartupBaseのアイデアピッチについて
<StartupBase 2daysってなにをするの?①>
たった2日間で、その日であった仲間とサービスをつくりあげる無我夢中の2日間。
ビジネスコンテストではありません!
ビジネスコンテストはアイデアが重要。
まず、自分のアイデアを1分で、プレゼンします(任意参加)。
資料も何も必要ありません。 身振り手振り、思いと情熱を伝えてください!
実は、StartupBaseではアイデアはあまり重要ではありません(えっそうなの?!笑)
どのチームも、2日間のチームワークを経て、実際に街に出てお客さんの意見を聞いて、
ぜんぜん違うものに変わっていくからです。
一緒にやりたいという、ステキな仲間をスカウトして、チームを結成します。
StartupBaseのチームビルディングについて
ー<③チームビルディング>〜自分のチームをつくる〜
土曜のランチ前、1分アイデアピッチが終わったら
みんなでアイデアを投票で選びます。
アイデアが選ばれた人はテンション急上昇、
選ばれなかった人は悔し〜い思いをしている人も。
とにかく一瞬、天地を分けたようになります。
が、ここからがStartupbase!
アイデアが選ばれた人は、チームメイトを募集するために
1人1人説得したり、スカウトしたりしてチーム(会社)を
つくります。
チームメイトは部下?!社員?!
違います。
チームメイトも、全員共同経営者になってもらいます。
つまり、全員が社長。
リーダーの指示を待っている社長は要らないですよね?!
だからチームができたら、不思議ともう悔しい思いを
している人はいなくなっています。
世界のトップ経営者が実践している「リバースメンター」という制度
StartupBaseU18代表の森です。
今日はちょっぴり大人の人向けの記事です。
言葉に出会ってモヤモヤがスッキリしたり、救われることってけっこうありますよね。
最近出会って、読んでた雑誌にむかっておおおお!と1人で叫び(心配ありません)、ハグしたくなったのは【リバースメンター】という言葉というか制度。
IDEOの創業者Tom Kellyが提唱していることで、
10歳も20歳も年下のメンターと一緒に行動を供にしてまさに年齢逆転の
メンタリングを受けるというもの。
若い人に権限を与えるのはもちろん、
若い人を部下としてじゃなくて、
1人の個人として期待して、一緒に横並びで行動して、
常に意見をぶつけては求めるっていうのが、
”お互いの成長”になるというのは、今見てるからすごく実感ある。
StartupBaseはじめてから、起業家・経営者・VCの人
今までいろんな方が有り難いことに高校生のメンターに来てくれている。
ビジネスメリットないのに超申し訳ないな…と思うのは自分に禁止していて、
本当に来て欲しい人にお願いして、奇跡的に来ていただけるということを繰り返している。
本当にありがたいな、と思いながらも
「久々に高校生と話をして、逆に刺激を受けました」
と感想を送ってくださるので、これは何らかちゃんと言語化したいと
モヤモヤしていたのだけど
やっぱりこの価値は存在するんだなあと思った。
ビジネス経験値がない、しがらみがない(笑)、メンタルロック少、
曇ってないレンズで世の中見ている若い人からストレートに学ぶことって確実にある。あとは原点回帰できる。
ぜひ自分より10歳以上年下の人と先輩風吹かせずに話してみてください^^
TVの話とか世間話してもわりと話があわないので、本質的な話ができますw
そして若い人は上の人から学ぶだけじゃなくて、必ず意見を返してみる。
2015*Summer<高校生・高専生の起業体験2daysキャンプ>
<高校生・高専生の起業体験2daysキャンプ>
こんにちは、StartupBaseU18代表の森です。
今年も、全国・海外から参加申し込みが続々と来ています!
先ほど、昨年の夏、
長崎県から一人で参加した川崎くんから感想が届きました!
川崎くんのチームは優勝を逃して、
終わった後、男子トイレから鳴き声が…とおもったら、
川崎くんでした^^
それくらい川崎くんは、最初から最後まで脇目も振らず、
一生懸命で、とてもとても記憶に残っています。
参加を迷っている人、勇気が出ない人、
みんな最初は緊張しています。
でも、それは最初だけです。
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<参加した感想>ー川崎くん@長崎県から参加
3日間本当に起業したつもりでぶっつづけ本気でやった。
MVP(アイデアの試作品 ※minimum valuable product)も30人くらいにためした。
MVPで本当にお金を払ってもらえないといけないと思った。
誰に何を売るかというのは超重要だと気づけた。
誰にというターゲットによって全て決まると知った。
どれだけ心を揺さぶれるか。
それから、参加した人たちと仲良くしておきなさい、と教えて頂いた。
何故なら
「このプログラムに自体何するか良くわからなかったでしょ?
飛び込みで集まる人間はイノベーターだからだよ」と教えて頂いた。
とにかく色んな知識上でとどまっていた事が実体験できて、学びが多かった3日間であった。
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https://startupbase-u18.com/wp/summer2015
夏休み2days開催決定!
1年前、ちょうどStartupWeekendU18(現StartupBaseU18)をキックオフしました。
最初は、Facebookしか高校生へのアプローチ手段がなかったのですが、
U18の募集をしたのに、1人目の申し込みがU18歳じゃなかったこと(笑)、
そして、日本語があまり通じない台湾からの留学生だったこと。
次の驚きは、
「僕は大阪から参加しますが、友人のデザイナーがニュージーランドから
Skypeで参加させたいと考えています。」(迷惑はかけません…的な補足もあり)
というメール。
留学しているデザイナーって高校生なの?!と想定外だらけ!
このチーム以外は、ほぼ全員ピンで参加。全国、津々浦々から蒼々たる
意気込みで参加した高校生・高専生たちが集いました。
当時の優勝チームは今も活動して、
その時のアイデアを実行し続けています。
保護者の方から、応援のお手紙までいただいたり(感謝!)
高3生で参加した人は、もう卒業して大学生やエンジニアに。
NZから参加していた1人は、デジハリに特待生入学。
なんと、一緒にしごともする仲になりました。
みんなのパワーに圧倒されて、
大人になったら私、会ってもらえないんじゃないくらい
みんな、すごい人になるんじゃないかと活躍する姿を想像してニンマリしています。
いま、学校教育以外にもたくさん教育はあります。
もちろん1つの正解はないし、対象の年齢や教科/非教科もそれぞれです。
StartupBaseU18は、起業家を育てることは目的にしていません。
この先、どんな将来にすすむ場合でも必要だと私たちが考えている
自身のアントレプレナーシップを発見する場です。
小学生だと早すぎる、高校生か(早いと中学生くらい)が
その才能の芽が出はじめる時期だと思います。
才能のある/ないではなく、誰にでもあります。
でも、それが何か分からず、可能性を具体化(言語化)したり試行錯誤したりする
機会が少ないので、受験勉強がはじまり、時々、その芽が行方不明になったりしてしまう。
自分の可能性っていうのは、自分自身の中にある日突然に見つけるものではなく
何かやったときに出会うもの、あるいは他者のなかに見つけるものではないかなと思います。
高校生に対して書いた訳でもなく、誰に伝えたいという分けでもありませんが
1年経ったので、StartupBaseU18を立ち上げた経緯を書き留めてみました^^
今年も、日を同じくして8月8日&9日@TOKYO(株式会社ドリコム様)に開催します!
ネットリサーチで見えてこないデジタルネイティブ世代の本音③〜facebookは好きじゃない?!~
◆ 一方でFacebookが一番、素の自分を出せる場所という高校生も
“(課外)活動する”高校生にとっては、Facebookは安心する場所 だという。
「 twitterは、ネタ的に自分のキャラをつくってますね。
Facebookは、素の自分が出せるし 欲しい人からのフィードバックがある。
学校を越えた気の合う仲間からの情報に出会える」
冒頭に、釣り好き高校生がFacebookをつかっていると書いたのは、
きっと、「釣果の報告」を「学校外の友達」としているからなのだ。
「釣り」は、好きな人にとっては最高のシンパシーの高い話題だ。
Facebookのいいねボタン、Twitterの140文字制限といった
Webサービスのユーザーインターフェイスやボタン1つとってもその言葉によって、
ユーザーはサービスの世界観や空気をよみ、しらずしらずのうちに 発信する
コンテンツ内容も左右するようになっている。
彼ら10代はネイティブなので、その「(サービス1つ1つの)言語」を
私たちよりもそれを感じ取っているようだ。
◆ 勝手に、彼らのfacebook利用を未来予報
彼らが社会人になる約4年後までに、
Facebookを好んで利用しているのだろうか?
個人的には、登録率は増えると思う。
出会いも増えるし、複数のいつも一緒ではない
複数コミュニティに属するから。
居心地のよい場所を求めて、どんどんスイッチしていく彼ら。
一番、使われるSNSになるかどうかは、微妙である。
終わり
著者:Mayuko Mori
高校生のためのアントレプレナーシッププログラム”StartupbaseU18”代表
協力者: Chikato Nakamura Kyoko Ishiguro Tsugumi Sasaki
ネットリサーチで見えてこないデジタルネイティブ世代の本音①〜facebookは好きじゃない?!~
先日、こんな記事に出会った。
~Facebook離れは本当なのか~ 米国若者ソーシャルメディア最新実情
近年若者のFacebook離れが叫ばれている。19才の彼はこう語る。
「Facebookは僕たちとってもう死んでしまったもの。中学校の頃に面白そうだったから始めたけど、今はまるで退席出来ない気まずい家族ディナーのよう。もちろんfacebookをまだやってることが変に感じたり、うっとおしいことすらありえる。ただ、そうは言ってもFacebookを持っていないのはもっと変だし、うっとおしいんだ。(略)」
これは、日本でも高校生を対象にプロモーションをする際に、
私もFacebookに頼ってはいるものの、積極的に使ってないな〜
ということはうすうす感じていた。ならば!と、
日本版の記事を高校生とつくってみることにした。
と、3人の高校生に協力してもらいさっそく出て来たひと言が、
「Tiwtterはコンビニ、Facebookはスーパー。」
高校生のFacebook登録率は調査データによると半数以下。
さらにだんだん減っていっている
(一度、登録してからアカウント削除している)
というデータも出ている。CNETJAPAN記事
まず、私とFacebookで繋がる彼ら(約50人)を
Facebook上で観察してみると、
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①日本に住む高校生なのに写真も投稿もなんだかアメリカン。
時々、投稿が英語。
②登録していても、投稿しない。
③なぜか、釣り写真をプロフィールにしている子が多い
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オマケの③は一応、意味があるw(後述)
つまり、フツーの高校生はあまりいないし、
フツーの高校生はあまり投稿しない。
これが、「高校生のFacebook利用」の所感。
何か、特徴がある高校生が利用している。
この感覚が、ネットリサーチで分からない部分。
ということで、 今回はさら3人の高校生に
対面・Skype・Facebookメッセージで話しながら
調査に協力してもらった。
▼協力してくれた3人の中高生
◆福島高専3年生 Chikato Nakamura
高校生団体に所属。
「自分は、Facebookが好きなので、微妙ですが・・・」とメールをくれて協力してくれた。
◆千葉県私立高校2年生 Kyoko Ishiguro
1年間アメリカに留学。 留学期間は、家族への報告のようにFacebookをつかっていた。
Facebookは、海外の友達とつながるためにつかっている。
◆千葉県中学3年生 Tsugumi Sasaki
中2の時に10日間アメリカにホームステイ。
今年の4月からカナダに1年間留学予定。 「Facebookは、登録しているけどなんかキラーイ」
以上3人である。と、プロフィールが平均的な高校生ではけっしてない彼らが、Facebookを登録していない
友達にもインタビューしてくれた。
ネットリサーチで見えてこないデジタルネイティブ世代の本音②〜facebookは好きじゃない?!~
さっそく、協力してくれた3人とSkypeやFacebookメッセージで聞いてみた。
*Facebookってどういう人が利用しているイメージ?
「若い人が”告知”で使っているイメージ」
「ブログと同じイメージ」
・・・「告知!?」なるほど。
私も含め、日々のぼやきで使ってるオトナもいくらでもいるが・・・。
高校生からすると、”告知”そういうイメージらしい 。
感覚で、周りの友達の登録率は? 1割〜2割ほどらしい。
*そもそも登録してない理由は?
「周りが登録してないから。友達も増えないし、
タイムラインに投稿が流れてこない。」
・・・そりゃそうだ。
そういえば、 そう、私たちオトナは登録したとたん
数ヶ月のうちにどんどん中学時代の友達、高校時代の友達と繋がりだし、
「Facebookのおかげで10年ぶりに再会できた!」といった、
”facebook、マジありがとう体験“をしたはずである。
高校生は、そもそも過去の再会したい友達はすでに出会った時から
オンラインで繋がっているわけで 、Facebookの「登録のキッカケ」
になるポテンシャルがないということだ。
次に、言わずもがな本名ということへの抵抗感がかなり大きい。
今回の協力者3人とも登録者だったので、さらに彼らからさらに
別の友達にLINEをつうじて、インタビューしてもらった。
使わない理由・・・
「危険そうだから」
最後に、ちょっと予想外だったのはデジタルネイティブでも
facebookは使いこなせないということだ。
今回、3人とも共通して、
「Facebookの使い方がよく分からない」と言っていた。
機能が多い上に、おせっかいな機能がたくさんあるってなんか怖いという。
「Facebookやってない人に、誰々がFacebook登録しましたみたいな
メールいっちゃうやつあるじゃないですか?
あれ、わたし習いごとの先生にメールがいっちゃって・・・ (汗)」
あとは、LINEの既読無視の問題がFacebookではもっとヤッカイらしい。
デジタルネイティブは、テレビのスクリーンもスワイプするとよく言うように
操作的なWebサービスのリテラシーも高いのだとおもっていたが、
空気感を読む能力、その中での“振る舞い”がネイティブ級なのだ。
とにかく、快適なものにも、ちょっと居心地がよくないものにも感度が高いようだ。