前年度比400%増、推進の鍵となった「総合的な探究の時間」への高校生の意識調査結果を発表
PRTIMESよりプレスリリースを配信いたしました。
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こんにちは!神戸2DAYSの参加者OBのこうしろうです!
今回はStartupBase U18が高知商業の授業内で実施されているとのことで、急遽お手伝いに行ってきました!
自分は2018年の冬の神戸開催に高知県から参加しました。あの時参加していたプログラムが地元高知の高校で導入されているというのはまた感慨深いものがありますね、、、、
今回は5.6時間目の授業で、学生たちが考えてきたサービスをプレゼン&フィードバックする時間でした!
近年の社会課題から発想を得たサービスや身近な家族や自分自身の困りごとから発想を得たサービスなどをプレゼンしており、高校生に驚きました。僕が参加したクラスでは、フードロス、フラワーロス、ファーストファッションの廃棄問題、キャンピングカーのツアー会社、そして事業継承の課題を挙げていたチームもあり、驚きました。
自分が高校生の時の探究では、授業で全員に与えられた一つのテーマをもとについて探究していく授業だったので、こういった形でジブンたちが課題発見のところから実施することで、高校生の時から物事を捉えられるようになる授業があるのは羨ましく感じておりました。
また、プレゼンが終了し、他の生徒や先生方からのフィードバックの時間にはなかなか厳しい質問が飛び交っていました。
「このサービスは既存のものと比べてどこにお金を払う価値があるのか?」
「同じ高校生の立場になって自分がお金を本当に払うのか?」
ファーストファッションの廃棄する服をタグを取って再販するアイデアに対しては、
「自分ならしまむらで買うけど、その会社から買う意味はあるんですか?」という質問はめちゃくちゃ鋭いと思いました。
など、核心をつくような質問が飛び交い、ある生徒は困ってしまったり、ある生徒は臨機応変に答えたりしておりました。それもまた、自分達のサービスにおける良いブラッシュアップの時間になったのではないかと思います。
その後の時間はいただいたフィードバックをもとにグループ内でサービスのブラッシュアップを行いました。3月前半の最終報告会に向けてこれから改良していくようです。
自分は小学校から今に至るまで、高知県から出たことがなく、大学、就職の際の進路選択も高知県内を選択しました。その中で改めて思ったことは就職、進学といった将来への選択肢の幅がどうしても狭くなってしまうということです。
6年前のStartupBase U18は神戸まで高速バスで行き、見知らぬ土地で関西の高校生に混じりながら2日間のプログラムに参加した際にも、地方でこういった起業体験ができないかとずっと考えていました。
今回のように授業の中で「起業」という選択肢を知ることで地方からも新しい生き方や学び方がどんどん増えていけば良いなと思いました!高知の食は世界に誇れるものがあるし、三菱を作った岩崎弥太郎も高知県出身です。これからの高知県の若者がどんどん起業に興味をもち、チャレンジしていけるような環境になって欲しいと願います。
2023度からStartupBaseのファシリテータのバトンを先生に渡していくというコンセプトで、スタートした高校の総合的な探究の時間で取り組んでいただけるアントレプレナーシップ動画教材の2024年度のパンフレットができました。
今年度は、1万人に届ける目標で、パンフレットもめちゃくちゃ気合を入れて制作、たくさんの卒業生(プログラムに参加した大学生・もう社会人になった皆さん)や、高校の先生にご協力ただきました。ありがとうございました。
そして、10年このプログラムを運営してようやく、今年度は、文部科学省がアントレプレナーシップ教育を推進したということで産学連携はもちろんスタートアップを推奨する大学の皆さんとご一緒する機会がたくさんあり、本当に本当に追い風がやってきたことを感じております。
この追い風を高校生にも伝えていきたい、若いうちから事業化にチャレンジする文化を作っていきたいと思います。
<For School 特設サイト>
▼最優秀賞・オーディエンス賞二冠:ウェルダン大石株式会社(創業者4名)▼
北海道新聞の佐藤記者に取材いただき、記事掲載されました!
1人目のお申込みが東京の高校生、2人目の申込はもスタッフ水門菜花の母校の埼玉の高校生!旭川って北海道にしかないよねと、思わずGoogle Mapで「旭川」とググったんですが、昨晩、共催でもある旭川高専の生徒さんがどどっと申し込みありました。
旭川は札幌に次ぐ北海道第2の都市で、内陸ですが、北海道各地の海で採れた魚をはじめ食産物が、旭川の市場に集まり全国に、海外へも発送される食の集散地だそう
このまま、旭川開催、特にテーマ制限設けずにやっていいのかな。開催まであと1ヶ月強。まだ悩み中です。
★参加申込はこちらから
<概要>
1、日程4、2日間のプログラムの内容(時間などは変わることがあるので参考程度に)
2019年に北海道の離島奥尻島で開催した時に、たくさんの方が協力してくださったのですが、審査員としてはこだて未来大学から参加してくださった田柳先生が、文科省のアントレプレナーシップ推進事業の中で、函館にStartupBaseを呼んでくださいました!ありがとうございます!
函館には、商業・工業・高専・農業・水産と、全ての専門高校もあるということで、事前に田柳先生、函館市で創業支援をしていらっしゃる三橋さん、下川さんと学校訪問して、教頭先生に、「なぜ、今、アントレプレナーシップが必要なのか?」という思いを伝えさせていただきました。
しかーし、プログラム当日は、10年ぶりに函館で開催されるインターハイと重なっていたり、お祭りと重なっていたり、それはそれは集客がたいへんでしたが、そんな中、このプログラムに可能性を感じて?参加してくれた高校生の皆さん、生徒さんにご案内いただきました先生方、地域の皆様、ありがとうございました。
函館で出会った高校生の皆さんの印象は「素直!」!言われたことを「まず、やってみる!」がとてもストレートでした。蛇足ですが、私も起業するときに、「起業家にとって、素直なのはとっても強みになる!」とピクスタ代表の古俣さんに言っていただいたのをふと思い出しました(遥か昔…素直だったのも遠い昔(笑)でも、みんなから本当に大事だなと今、学びました)
そして、メンター&審査員ではるばる全国各地から来ていただいた皆さん、久しぶりに一緒にAirbnbに宿泊したり、お弁当を食べたり、
チームワークの良い運営ができました。本当にありがとうございました。
開催レポートとして、どんなスタートアップが誕生したのか、ご紹介します。
区分 | 株式会社名 | 事業内容 | 登記時点での事業内容 | 最終審査の時点での事業内容 | StartupBaseからのコメント |
1 | 株式会社日田グループ | オープンチャット式SNS業 | 大学の名前を入力するとオープンチャットが出てきて情報を得ることができる | 大学の進学先が決まった受験生が、入学前に、大学が作るオフィシャルサイトで | 顧客は私立大学、ということでお客さんの声を聞くのに苦労していたようでしたが、年内に合格者が出る入試方式が増えている中でリテンションの意味でも、 ニーズはあるだろう。Twitterの「春から●●大学」ハッシュタグの件数などでニーズを定量的に示せると伝わりやすい。 |
2 | 株式会社シャレワン | コーディネート業 | 服の写真を送ってコーディネートしてもらうサービス 位置情報を共有し顧客の近くにいてアプリに参加している人から貸出or交換をできるようにする |
メルカリのようにCtoCで誰かの服を全身コーディネイトごとに中古で買い取れるサービス。 | 最優秀賞・オーディエンス賞
プロトタイプがメルカリを模してできていて精度が高かった。インスタのアンケート、街頭インタビュー合わせて103件聞いていた。 チームワークも素晴らしかったと思う。フリマかBASEなどで、全身コーデを売ってみてはどうか? |
3 | 株式会社Ainter(エンター) | AI搭載インターホン開発業 | Ainter(読み:エンター) AIが搭載されたインターホンを開発する |
一人暮らしの女性が、既存のインターホンに追加で取り付けることで、応答時に女性の声⇨男性の声に変換して応答できるセキュリティを考慮したインターホンサービス。 | プロトタイプを作って実演していたので、ユーザビリティはよく伝わった。実際に顧客の声も聞いていたが、「結局は荷物を 取りに出て行く時に対面するので声を変えても女性が住んでいることがバレる」などの完全とは行かないセキュリティの問題点を置き配デフォルトなどにして、許容しても良かった。 |
4 | 株式会社かんがえちゃう | アプリ開発業 | スマホを開くときに勉強ができてロックを解除できるアプリ | 小手先のアンチーソーシャルではなく、マインドが変わらないと変わらないという仮説と安原さんの原体験で、YouTuberとして、動画教材・カウンセリングを提供 | 他のアプリをアプリが制御することは技術的にできない、という事実をもとにYouTube教材に方向転換。お客さんの課題を解決できるかどうかはYouTubeの内容次第なので、解決するための専門性が必要で、息の長いサービスになりそう。また最終審査でオーディエンスから提案の出ていた、2人1組とかコミュニティで、SNS利用時間を監視し合うサービスの方が、ダイエット互助会などでサービス化されているので、アリかと思う! |
●ご協力いただいた起業家・皆様
役割 | 氏名(敬称略) | 所属 | |
メンター | 千葉佳祐 | 株式会社よびもり | |
メンター | 柴田愛里沙 | 株式会社TREASURE IN STOMACH | |
審査員 | 江口彰 | 特定非営利活動法人いきたす | |
審査員 | 廣川 克也 | 一般社団SFC フォーラム | |
審査員 | 田柳先生 | はこだて未来大学 |
●新聞掲載もいただきました(函館新聞8月6日掲載より抜粋)
小さい頃からエジソンの伝記に影響を受け、野口英世のようにお札に印刷されるような偉業を残したいと大志を持った高橋さん。大学4年生の時、会社を設立。進路に悩みながらも、起業の道を歩むに至った大学4 年間の活動を「起業準備編」として取材した。埼玉県・川口市出身。
早くも高校1年生の頃から東北大学工学部を志望。スマホやパソコンなどの性能向上などに影響する素材・材料の研究で非常に有名だったからです。
東北大学工学部に合格し、入学した年の6月、キャンパスの掲示板で” 書籍の共著者募集” の貼り紙を見つけたんです。
当時、プログラミングはまったく未経験だったんですが(笑)、やってみたいと思い、応募。そして出会ったのが、起業した今も同じ事務所でお世話になっているNPO 法人natural science 代表の遠藤さん。
共著の話は当然ながら見送りとなったのですが、そこからウェブ開発のための言語の勉強をはじめました。
そして、中学生・高校生でも取り組める”(学びの)レシピ”をつくって、教室に全国から通ってくる子どもたちに伴走をしていく仕事にどんどんのめり込んでいきました。
勉強ができて、教えることで社会経験ができて、お金ももらえて一石三鳥だと感じていましたし、授業だけでは得られない自分と社会がつながる経験に手応えを感じていました。
中高生が思いついたアイデアの実現に伴走し、ICANというものづくりの大会への出場を毎年していました。
やはり、技術を勉強していくにあたって、ICANのような(大会出場という)目標があったことは挑戦できる大きな理由の1つだったと思う。
そして、このICAN に大学の仲間4人で「お手前に点数をつけられるセンサー茶器」を開発し、出場。
仲間の1人は大阪大学を休学してまで、このチームに加わっていた。かけがえのない仲間との出会いがあった。
大学3年生になり、大学院に進学か就職かと考えていた時、どちらも自分には
合わないと感じて、勉強も何もかも手に付かなくなるほどに。
必須科目の単位を落として留年してまう。その時、「プログラミングするときに
子どもたちの姿勢が悪すぎる」という課題に注目、眼鏡に取り付けるセンサー付き
姿勢矯正のプロダクトで今度は、ICAN の世界大会で優勝。
これを機に、進学でも就職でもない起業という第3の選択肢が浮上。
社会というものを知りたい、自分のこれまで取り組んできたことを” 売る”ということで
社会を知ることができると考えるようになった。
医学部の橋本先生に相談すると、「背骨をスキャンできるかもしれない」、
遠藤さんからは「学術的に価値があること(=誰もやってないこと)ならGO だ」
と背中を押された。そして、開発資金を調達するために会社を設立。
事業化すると、社会実装するということは、世の中の価値にするということ。簡単なことでは
ないと思っている。大きな挑戦が始まった。
高橋さんは、2023年8月に東北大学にて開催されるStartupBase U18にメンターとしてご参加いただきます。
北海道奥尻島開催以来の、函館開催を公立はこだて未来大学さんが企画してくださいました!
普通高校以外にも、水産高校・農業高校・高専・商業高校全て函館にあるとのことで、特定の分野に関心のある高校生、
多様な高校生に出会えること、そんな高校生が初めて出会った人とチームを組んでどんなアイデアを出してくるのか、
スタッフ一同とっても楽しみにしています。
函館まで来れる高校生であれば、道南地域以外からの参加も可能です。
詳細・お申し込みはこちらのチケットサイトPeatixから(30名先着)
記者の方が2022.8月の参加者にアポをとって取材してくださったようで、実際に旅行事業で作ったプロトタイプもweb版には記載されていました!取材に応じていただいた前田さんもありがとうございます。
https://www.nikkei.com/article/DGXZQOUF178XB0X10C23A4000000/
東北大学主催のStartupBase U18については、優勝チームのセパレ株式会社の事業内容についても触れられています!
セパレさんのビジネスモデル、かなりユニークです。
https://www.nikkei.com/article/DGXZQOCC115XB0R10C23A4000000/
スタートアップ育成5か年計画で掲げる、高校生からの起業家教育促進に先駆けて取り組む
さかのぼること昨年2022年6月の週末。
友人から「森まゆ、このニュースちゃんと見てるよね?!」
「この波に乗らない手はないですね…」など、激励のメッセージ?いや、チコちゃん的なアラートをたくさんいただきました。ありがとうございます。
おおおお〜!この事業、2014年からやってるんですけど、
やっと来ましたか、追い風!と思うと共に、これ逆風も吹いてくるんだろうなと
覚悟した瞬間でした。
StartupBaseはまずですね、公立高校・教育委員会からの問い合わせが爆増しました。
大学からワークブックが購入されました。有難うございます。
とにかく「アントレプレナーシップ教育」というキーワードの認知が進んだようです。
ちょうど、高校向けの2023年度の動画教材のプロモーションをしていたのもあり、その会議に、教育委員会の方なども参加されました。
これまで市町村と共催という形もあったのですが、経済産業局や新産業創造局の方が主幹で、教育委員会の方とお話する機会は、2022年に奈良教育委員会主催でこのプログラムを実施いただいた時が初だったわけです。
そう、元はと言えば、スタートアップ育成というのは日本の経済発展のための計画。
でも、スタートアップをベンチャーキャピタルや大企業が支援しようにも、そもそも、スタートアップしようという人が、日本は非常に少ないわけです。アメリカや中国の1/5とのこと。
この理由は、日本人の資質を考えると納得してしまうし、もちろん、「お金を稼ぐこと」を学校教育の中で後押ししてこなかったから、という理由も調査結果に出ています。
とここまで読んでいただいた方は、StartupBaseは大学さんと一緒にやったらいいんだ!ということを気づいていただけたかと思います(笑)有難うございます
では、肝心の高校生や高校にとってどんないいことがあるか?という点で、私の思いを最後に書きたいと思います。
今、東大や慶應・早稲田や地域のトップ大を目指す子にとって、高校は1年半しかないと言ってもいいでしょう。高2の途中からは受験対策。今回、それらのトップ大学が高校生向けに本気で、アントレプレナーシップ教育を打ち出してくれたなら、少しずつ、今の、受験(勉強)と部活、や、受験と課外活動みたいな2項対立が少しずつ、なくなっていくんだろうな、と思います。
StartupBaseに参加していた伊豆大島の高校生が、明治大学農学部に、「耕作放棄地を継いでパッションフルーツを育てる」っていう活動のプレゼンだけで合格ました。その時、教授陣に「君みたいな人に出会うためにこの入試方式を作った」と言われて、本当に「自分の頑張っていることをそのまま評価してもらえた」そうなんですが、まさにこの黒沢くんのような例がもっともっと増えて、オルタナティブな選択、いろんなアジェンダを持った高校生の志がどうか折れないといいなと思います。
StartupBaseも、これから新しい取り組みをたくさん発表できる予定です!
ご一緒いただける皆さん、どうぞよろしくお願いします。
次回は、スタートアップ企業って何?スタートアップエコシステムって何?っていう話を書きたいと思います!書くぞー!