StartupBase U18 2022 ゴールデンウィーク開催レポート
森です!参加者の皆さん、2日間ありがとうございました!
開催レポートを書きましたのでお送りします!
今後も近況をお知らせいただいたり、プロジェクトの
アップデートの報告いただけたら嬉しいです。
StartupBase U18をはじめて以来、
「こんな高校生がいるのか!」と毎回、
驚きの連続だったのですが、
今回は、「こんな風に世の中を自分の視点で見てるんだ」という
視点への驚きが強くありました。
コロナ渦のせいなのか、そうではなくともなのか、
身近な衣・食・住の課題、社会課題などに日頃から向かい合っている
のがよく感じられました。
それでは今回設立した会社ごとに振り返ってみたいと思います。
◆Eatoo株式会社(子どもの孤食を解決!オンライン共食事業)
まず会社名のネーミングセンスが鳥肌レベルでナイス!
SBU18参加以前に、子ども食堂を訪れていた起案者。
課題の背景として
「経済的貧困層」というより、
共働きで小4ー小6がお留守番している
ケースが一般的になってきているということを指摘。
さらに、
兄弟がいても子ども同士だとあまり会話が成立していないなど
リアルな悩みもヒアリングから伺えたそうです。
最優秀賞を取った理由は、「実際にやってみたということ」
くわえて
ゴールデンウィークは「毎日開催します!」と宣言。そして実際に
告知していたからでしょう。
発表のイラストもわかりやすかったです。
二人チームでそれぞれの強みを分担してどんどん進めていたのも
GOODでした。
◆株式会社About me(性教育を広める事業)
性教育を広めたいという思いと、
1ミリ足りとも恥ずかしげなく堂々と
語るメンバーにまず驚きと同時に、
素晴らしいという気持ちが湧き上がり
ました。個人的なことですが、
つい1週間前にキャンプをした同世代が
小学生の親で、「
どのタイミングでどのように伝えたらいいかわからない」
「何を伝えたらいいかわからない」と聞いたばかりでした。
審査員の控室でも、About meのテーマ設定が素晴らしいと持ちきり。
もしかしたら思いが強すぎて、少し事業内容が「
どの課題を解決したいのか?」
フォーカスできなかったのかもしれない、と思いました。
「性教育をきちんとするべき」
と思っていながら困っている親は前述の通り、
非常に多いです。
高校生が運営するという強みを客観的に見つつ、
親世代へのヒアリングを
15人以上1対1でオンラインでもいいので(
アンケートではなく)
会話形式でしてみると、課題の絞り込みができると思います。
ぜひ、形にして欲しいです。
◆株式会社Care Daddy(お父さん育児を広めよう)
高校生がお父さん育児に対してなぜこんなに思いを持っているのだ
ろう?
そもそもお母さんはどんな不満を持っているのかなぜこんなに知っ
てるんだ?
と、驚きのテーマだったのですが、
チームメンバー二人ともこの課題がとても
身近で、当事者意識を強く持っていることがわかりました。
このチームも、
ベビーシートを新米パパに譲ることを実際に仲介して、
成功していたのは素晴らしかったと思います。
メルカリと比べて、
お父さんがCareDaddyを使う理由をサービスの仕様で
示せる(SHOW)とよかったと思います。例えば、
お父さんの顔写真、
子どもの人数、などプロフィール欄を作ってみるなど、
些細なことでも。
それが、アイデアを形にする。思いを形にすることなんです。
その思いを形にしたとき、Care Daddyを心待ちにしていたお客さんが現れると
思います。
すごく大きな、そして複雑な問題が絡み合っている社会問題に
チャレンジしているので、さらにターゲットを絞り、
解決策を考えて
みるのも良いかもしれません。
——
まずは、ぜひチームメンバーでも、個人個人でもいけるところまで
活動を続けて欲しいと思います。
チームメンバーに学校のメンバーを
スカウトしたチームもいました。
来週から3ヶ月の探究ラボも始まります(火曜20:30-,
木曜20:30-)
続きをやりたい人もぜひチェックしてみてください。
https://tankyu.startupbase-u18.com/
それでは、また会う日まで!
本当に参加ありがとうございました。
みんなに会えて嬉しかったです。
StartupBase U18 オンライン探究ラボ(3ヶ月)
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